私の履歴書〜鈴木敏文氏〜

私ももうすぐ30歳。
20歳の4月に日経新聞を取り始めましたので、
今月でちょうど10年になります。


その日経で10年間、1日も欠かさずに読んでいるのが「私の履歴書」。
最終面のお楽しみです。
愛の流刑地をやっていたころはそれが最後のお楽しみでしたが


今月はセブン&アイHLDの鈴木敏文会長。
期待通り、とてもおもしろくて
毎日一番初めに読んでしまいそうになります。


そして今日からいよいよセブンイレブンの件に突入。
イトーヨーカ堂の地方進出に対して
地元の商店街などに大反対を突きつけられている最中、
アメリカへの研修の最中にセブンを見つけられたあたりから・・・

これは相当な仕掛けがあるに違いない。
日本で生かすことができれば、
大型店との共存共栄のモデルを示せるはず。
そう提案すると帰ってきたのは
社内外からの「無理だ」「やめろ」の大合唱だった。


CVSという今では当たり前の、
日本には欠かせない流通形態も、当時の流通マンたちには
理解のできないビジネスモデルだった訳ですね。


普通はこれだけの大反対が起きれば
「そうか、、やっぱり厳しいか・・・」
と諦めてしまいがちですが、
鈴木氏はここに賭けて勝負を挑む!
やっぱり自分が「コレだ!」と信じたことは、
とことんまでやらなきゃいけませんね。
朝から仕事のモチベーションが上がりますわ。


実はプロジェクトXでこの話は観ましたが、
やはりご本人の書き下ろしはまた別格。
明日からの履歴書が楽しみです。