ボクシングで涙。

ちょっと話題は古いけど、
先日の内藤対亀田戦。
あれは本当にひどかった。気分が悪かった。
今日の処分は当然でしょう。


あの試合を見てて、ふと思い出したのが
薬師寺対辰吉のタイトルマッチ。


高校1年生の12月だったのを覚えてます。
その日は皆、授業中からソワソワ。
部活も早く終えて、
バイトもせずに家に帰って試合を観てました。


「あの試合、すごかったよなぁ。も一度観てみたい!」と、
いつのまにかYouTube検索。
さっそく12Rぶっ通しで観続けました。


そして気づいたら涙!
ボクシングってこんなに感動するもんなんやなぁ。


WBC世界バンタム級王座統一戦 薬師寺保栄 vs 辰吉丈一郎 Part 4 of 4

これは10Rから最終12Rまで。



本当の死闘。
しかも最終の3Rなのに、何、この動き!
技も、気力も、凄い。


お互いの「絶対、拳で決めてやる!」という想いが伝わってきます。
クリンチで首絞めたり、ローブローで●狙ったり、
傷口をサミングしたり、投げ飛ばしたりなんてありえない。


そして、感動したのが、薬師寺がスリップして
倒れた時には手を差し伸べてる辰吉。


最終ラウンド開始のゴングで
しっかりとグローブを合わせる両者。


そして試合終了後に抱き合うふたり。
もう、この前の試合とは次元が違う。
これが、ボクシングなんですね。


今回と同じように、試合前は舌戦を繰り広げてた両者も、
試合終了後には、
薬師寺は強かったよ。試合前に言ったことを謝りたい。」
「辰吉は自分がこれまで戦った相手の中で最も強い選手だった」
と、お互いを称えあってました。


あの変な試合のお陰(?)で、
高校生の時には味わえなかった深い感動を得ることが出来ました。



この試合、全部観といてソンはないですよ〜!


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