松山「居酒屋 きよちゃん家」で新鮮なお魚を満喫。

道後温泉に入った後は、お食事へ。
ホテルの食事も考えましたが、
やっぱり地元の食材を出してくれる地元の方に愛される店に行こう!
ということで、食べログでお店をチェック。
そこでたどり着いたのが「居酒屋 きよちゃん家」。

http://r.tabelog.com/ehime/A3801/A380101/38000864/


“安くて美味しい魚料理が中心のお店”という評判。
と言うことでしたので即決、予約も入れておきました^^


お店に入ってみると、カウンターの目の前には生簀が。

トラハゼや河豚、小さめの鯛が元気に泳いでいます。
鮑もたくさん!これは期待できますね^^


さっそく壜のキリンクラシックラガーを頼みます。

お通しにはしらす

サっとポン酢をつけていただきます。
う〜ん、旨い!
いきなりビールが進みます。


大将と女将さんに初めて松山に来たことや
お遍路のことを話しながら、
「2000円くらいでお造りをおすすめでお願いします」と頼むと、
大将はニヤリ。
「正直言って今日は、かなりのオススメ揃い。任せとけ!」と。


そして、こちらがお造り盛り合わせ。

烏賊に平目、平政、石鯛、そしてクエ!


昨日〆たという石鯛は歯応え抜群で、私は大好き。
そして超分厚く切られた平政の旨いこと、旨いこと。
これは大将がニヤリとしたのも分かります。


一切れ一切れ味わいながら食べていると、
私の隣に座っておられた常連のお客さんらしき方から
「クエの刺身なんて、なかなか食えんよ!」
と駄洒落交じりで話しかけられ、いつの間にか仲良しに。


こういう交流ができていいですよね、カウンターって。
その方から「じゃこ天は食わないの?」と言われ、
愛媛の名物、じゃこ天を思い出す。


じゃこ天

軽く炙られてから出てきました。
大根おろしに醤油をかけて、一緒に食べると絶品です。
海の味ですね。
なんとここでじゃこ天品切れ、ギリギリセーフです。


ビールを呑みつつ隣の方と話している間も
大将は魚をさばき続けます。

カウンターの前以外にも、鯛や鯵が泳ぐ大きな生簀があって、
そこから活きのいい魚を取り出し、さばかれます。
そりゃ旨いわ、新鮮だもの。


続いて頼んだのは「穴子の白焼き」

鰻の白焼きは食べたことがありましたが、
穴子は初めてです。
酢橘、生姜、山葵。
どれで食べてもOKとのことでしたが、
私は酢橘を思いっきり搾るだけ。
う〜ん、これまた美味!
たまらず日本酒熱燗を頼みました。


地元の銘酒「雪雀」

ヤバいです、やっぱり白焼きにぴったり。
道後温泉で火照った身体はさらにホットに。

■雪雀酒造
http://www.yukisuzume.com/index.shtml


そこで、大将から「この魚、天ぷらにして食べたくないか?」と。
目の前の生簀からこっちを見てるトラハゼだ。
う〜ん、いいっすね。食べたいです!
というワケで頼んでみました。


「天ぷら盛り合わせ」

野菜は茄子に蓮根、ネギ、ピーマン、椎茸。
そしてトラハゼ、烏賊、海老、ホータレと
かなり盛りだくさん!
何がすごいってこれで1000円なんですよ。


ひとつひとつに驚きながら、
気付けば反対側に座られた別の常連さんとも会話が弾みます。
「この季節にはこんな魚が旨い」、
「ホータレっちゅうのはカタクチイワシのことだ」てな感じで
いろいろと教えていただきました。


そんな常連さんから「この店には裏メニューがあるから、教えてやろう」
と、大将に注文されたのが「錦糸巻き」と呼ばれる一品。


鯛の錦糸巻き

お酢で〆た鯛と紅生姜を薄焼き卵で巻いたものです。
これまた日本酒にぴったり!
裏メニューまで教えていただけて、本当に満足です。


このお店を選んでほんとに良かった。
松山の夜、最高の過ごし方ができました^^


ちなみに、食べて呑んで、ふたりで6,900円也。
安い!!



■居酒屋 きよちゃん家
愛媛県松山市三番町2-8-1 古川ビル2F


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