現存天守を歩く〜高知城〜


四国には四つの現存天守閣があります。
現存十二天守のうち四つと考えるとすごいですね。
ひとつは昨年に行った伊予松山城
そして、今回は高知城宇和島城を巡ることができました。


高知城は『功名が辻』の山内一豊によって着工されたことで有名ですね。
公園内にも“千代”こと見性院の像が建っていました。


重要文化財「追手門」

ここから公園に入ります。
向こうには天守が見えますね〜


立派な石垣があちらこちらに

この石垣、“穴太積み”と呼ばれる手法で
実際に滋賀県坂本の穴太衆を呼び寄せ、
この石を積み上げたそうです。


ちなみにこの技術は現在も穴太の地に伝えられていて、
専門の建築会社があるくらいです。
高知城の石垣改修もそちらが請けているみたいです
■粟田建設
http://www.geocities.jp/awata_i/


お城にはこのような“石落とし”“忍返し”などの仕掛けが

そう簡単には攻略できないわ。


石の階段を登ってたどり着くのが
重要文化財高知城天守

望楼型の四重五階天守
威風堂々の佇まいですね。


懐徳館と天守

天守最上階には、一豊が高知に入る前の居城であった
掛川城を模して造らせたといわれる廻縁・高欄があります。


そして、その天守からの眺めがこれです。

う〜〜〜ん、絶景!
天守の最上階って、どこに行っても心地いい風が吹いていますよね。
この風にあたりながら城下町を眺める。
至福のひと時です・・・


高知城内では、「土佐の幕末」なるプチイベントもやっていました。

来年の大河ドラマは『龍馬伝』。
きっと、観光旅行者もググっと増えるんでしょうね〜。
いやぁ、土佐、おもしろかった!


■宇和島城についてはこちら

高知城
http://www.kochipark.jp/kochijyo/index.html

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