現存天守を歩く〜丸岡城〜
本当に、ダイアリーを全然書かなくなってしまっています・・
twitter中心になると、こうなってしまうのでしょうか。
反省ですね。
はてなココではこまめに発信しているのですが 笑
さて、本日は福井までカニを食べに行こう!
ということで朝一番に出発。
お昼はお腹一杯カニをいただきました。
やっぱりこの季節、欠かせませんねぇ。
しかし、せっかくの福井。
カニを食べて帰るだけでは能がありません。
もちろん、立ち寄るのは北陸唯一の現存天守・丸岡城です。
重要文化財・丸岡城天守
雪の季節に来られてよかったです。
やっぱり、雪景色が似合う。
天正4年(1576年)、柴田勝家の甥・勝豊によって築城されたと言われており、
現存天守の中でも最古のものとされています。
独立式望楼型ニ層三階の天守は大きくは無いものの、
関ヶ原以前の城郭建築で、とても趣があります。
二階部分からみる屋根瓦
この石の瓦は、寒冷地であるこの地では通常の瓦だと割れてしまうからだとか。
石瓦は丸岡城の大きな特徴ですね。
ちなみに、以前は天守の上にいる「鯱」も石製だったそうです。
昭和15年〜23年までの鯱
屋根瓦と同じ石ですね。
なぜ昭和23年にこの鯱が今のものと変わっているかと言うと・・・
この年におこった福井大震災で、一度倒壊してしまっているからなのです。
一度は倒壊してしまったものの、
昭和30年(1955年)に同じ部材を組みなおして修復再建されたのです。
ですので、内部はまったくの昔のまま。
階段の急さにも驚きましたが! 笑
倒壊した天守を諦めずに修復し、貴重な文化財を残していただいた
地元の皆様に感謝ですね。
と言うわけで、最上階までのぼり、
改めて“天守の風”を感じます。
天守から市内を望む
さすがに風は冷たい!!
今までに味わったことの無い寒い風でしたが、
やっぱり心地いい。
この瞬間が、好きなんですよね^^
ちなみに、丸岡城の別名は“霞ヶ城”。
名の由来は合戦時に大蛇が現れて霞を吹き、
城を隠したという伝説によるそうです。
なんだか、素敵。
もう一枚。反対側からの天守を。