台湾旅行記 其乃参 〜食(夜市・屋台編 麺線・滷味)〜
台北旅行で押さえておくべきベタなお店にも行きましたが、
本当に楽しみだったのは屋台の食を満喫すること。
よく見る麺類系から「なんじゃこりゃ!?」というモノまで、
お手ごろ価格の台湾料理を食べまくりました!
まずは麺類から。
台北市西部の「西門駅」から歩いて5分ほどのところにある
『阿宗麺線』に行きました。
阿宗麺線
実は結構老舗のようです。
店舗は明るくて清潔感もアリ。
麺線とは、その名のとおり細い麺のこと。
素麺と同じくらいの太さの麺です。
スープですが、以外にもカツオダシがきいた
コクのあるもので、日本人好きしそうな感じ。
ちょっととろみがあるところがまたGOODです。
具はホルモン。台湾ではこのホルモンを使った料理を
とてもよく見かけました。
どこに行ってもホルモンが吊ってある・・・
ご覧の通り、パクチーが浮いていて、
はじめは「うげげっ」と思いましたが、
この麺線の味わいにはぴったり!全然食べれる!
29歳にしてパクチーを攻略できたのであります。
ホルモンも柔らかくてとっても美味しく、
大正解の麺でした。
麺に続いてはやはり米!
中華と言えばチャーハン!と言うことで
チャーハンを食べれそうな店を物色。
さっそくおばちゃんに「チャーハン!」
と声をかけると通じた模様。
メニューを見せられ、どのチャーハンにするか選べと言われる。
いろいろあったが「三鮮炒飯」なるものを選択。
“三つの新鮮な具が入った炒飯”かな?
と勝手に思い込み、おばちゃんに聞いてみると
目の前にある「エビ、イカ、つみれ?」を指差し、
「コレ、コレ」との返答が。
やっぱり正解!であればシーフード炒飯だ。
おばちゃんは笑顔で中華鍋を振って炒飯を作ってくれる。
そして思いのほかすぐに出来上がった炒飯は
こんな感じ。
見た目は日本の焼き飯と一緒ですね。
70TW$也
食べてみるとこれがまたウマイ!
塩味が結構きいていて、パンチのある炒飯。
エビはほんとにプリプリ!しかもたくさん入ってます。
250円程度でこの炒飯が楽しめるんだから
屋台巡りはやめられませんね。
屋台編のラストは恐らく日本には無いものをご紹介。
『滷味』と書いて“ルーウェイ”と読むらしいのですが、
台湾ではメジャーな屋台料理とのこと。
滷味の屋台はこんな感じ。
皆手にザルを持って食材を選んでいます。
上記のように自分で具を選び、カゴに入れ、
店員さんに渡すと、食べやすい大きさに切ってくれ、
それを3分程度煮込み、数種類のソースのようなもので
味付けしてくれるというものです。
具はこれまたホルモンを中心とした肉類、野菜、練り物、
ビーフン、そして麺など数十種類にも及びます。
正直、どの具がいくらなのかも分かりませんが、
私は「ホルモン」「アスパラ」「ちくわ」「練り物A」「練り物B」
そして「インスタント麺」を選び、120台湾ドルでした。
私の滷味
屋外で食べるのは食べにくそうだったので、
すぐ裏のお店でいただきました。
ほぼ100%の人が麺を選んでいたので
入れましたが、これは正解。
具が多いヤキソバのようなものになりました。
味付けはオイスターソースのようなイメージでしょうか。
その店にはビールが置いていませんでしたが、
ビールが欲しくなる味です。
ちなみに“滷=丸ごとの鶏やアヒルなどの香料を加えた塩水や醤油”
つまり、それで煮込んだ料理が「滷味」ということだそうです。
長々と書いてしまいましたが、屋台編、このあたりで。