アガシの引退
大好きなスポーツ選手のひとり、
テニスのアンドレ・アガシが
現在行われているUSオープンを最後に引退した。
サヨナラを言うのはつらい アガシ限界、引退飾れず
戦う力はもう残っていなかった。「サヨナラを言うのはつらい。でも、みなさんとともに終えられた。素晴らしい気持ちだ」。午後の強い日差しの中、何度も観客を熱狂させてきた全米のセンターコートで、アガシが最後の試合を終えた。
4大大会すべてを制し、通算優勝8度。1987年の最初のタイトルからツアー60勝。20年近くテニス界を支えたスーパースターも36歳になった。この日でプロ通算1144試合目だった。長年痛みを感じてきた腰には、大会中も注射を打っていた。全豪オープン準優勝のバグダティスをフルセットで下した2回戦の激闘で、体は限界に来ていた。「勝つか、負けるかではない。自分ができる限りのすべてを出し切るかどうかだった」
快進撃で波に乗る世界112位のベッカーに、鋭いサーブとフォアハンドで攻められた。カウンターショットで反撃するが、走らされると苦しそうな声がコートに響いた。大事な1本に集中力を研ぎ澄ませ、第2セットをタイブレークで奪ったのがファンへの最後のプレゼント。引き際と悟ったのだろう。試合が進むにつれ、厳しいボールは追わなくなった。最後もサーブを見送った。
アガシの涙が止まらない。約2万4000人で埋まったスタンドを見上げながら、マイクを手に取った。声は震えていた。「あなたたちがいなくては、わたしは夢に手が届かなかった。残りの人生も、あなたたちとの思い出とともに生きていく」。拍手はいつまでも鳴りやまなかった。(共同)
今でも覚えているのは1992年のウインブルドン。
ゴラン・イワニセビッチとの壮絶な打ち合い、
そして優勝を決めた時の涙は忘れられない。
当時テスト中だったにも関わらず、
勉強もせず生中継を見続けたのを覚えている。
当時テニス部に所属していた私にとって
ベッカーより、シュティヒより、クーリエよりアガシが憧れだった。
一時期はランキングを落とすこともあったが、
10代の選手が最前線にいるテニス界で、
20年間トップを走り続けたというのはまさに脅威。
グランドスラム通算8勝。
「記憶」にも「記録」にも残る名選手と言えるだろう。
本当にお疲れ様でした。
少しだけ、YouTubeから
Andre Agassi the tennis legend
アガシVSイワニセビッチのウインブルドン含ム
Andre Agassi BYE BYE the end! us open 2006
アガシ、最後の試合。
これはCM。おもしろいです!!
もうひとつ!