カラーユニバーサルデザイン

ナナオのカラーユニバーサルデザイン対応ワイドモニターが欲しい!
とダイアリーに書くことで応募できるキャンペーンを
ナナオさんが実施していましたので参加しようと思います。


このカラーユニバーサルデザインという言葉、
最近よく耳にするようになりました。
仕事柄、色への配慮は欠かせませんので、ここでしっかりとお勉強。

カラーユニバーサルデザインとは?
多様な色覚をもつさまざまな人に配慮し、利用者側の視点に立って作られたデザインをカラーユニバーサルデザインといいます(カラーユニバーサルデザイン機構より)。いわゆる色弱者は日本で300万人以上、世界では2億人にも達するといわれています。同じ画像が色弱の典型的なタイプ(P型、D型)ではどう見えるか、以下の動画をご覧ください。 ※なお、色の見え方・感じ方には個人差があり、すべての色弱者が以下と同様に見えるとは限りません。


300万人ということは、
ほぼ小学校のクラスに一人は該当するという計算。
そういえば、昔は「色覚検査」といって、モザイクの中の数字を
見つけるという検査があったかと思います。


あの検査、小学生の頃は「数字を答えるだけで何を検査してるんやろ?」
と不思議でしたが、一般色覚の方には見えている数字も、
色の組み合わせによっては色弱の方には見えにくいことがあり、
すぐに数字が見えるかどうかで色覚の強弱を判断していたということです。
※ちなみに現在は実施されていないとのこと


つまり、製作側が「色で情報を判断させたい」と意図していても
日本人の40名に1人には伝わっていない可能性があるワケですね。
地下鉄の路線図なんかが有名だと思います。
赤と緑が同系色に見えるため、
線が重なるとどっちがどっちかわからなくなってしまう。


ですので、最近は路線がシマシマになっていたり、
それぞれに御堂筋線なら「M」四つ橋線なら「Y」など
色以外で識別できる情報を掲載されています。


路線図



で、このカラーユニバーサルデザイン対応モニターですが、
画像や映像をそのモニターを通すことで、
いわゆる色弱の見え方がシミュレーションできる商品とのこと。


つまり様々なモノの製作段階において、
全ての方にとって見えやすい(=ユニバーサルデザイン
モノづくりが可能になる、ということですね。


モノづくりに関わる者としては
ぜひこのモニター、使用してみたい!!
ということで長々と書きましたが、応募っ!




ナナオのサイトでは、色弱の方がどんな見え方をするのかを
配信していましたので、ご紹介だけ。



色覚シミュレーション C型(一般型



色覚シミュレーション P型



色覚シミュレーション D型



確かに赤と緑が同じ色に見えますね。
ユニバーサルデザインとは、バリアフリーだけじゃないことが
よ〜く分かりました。