オーケストラで感動!

今日は会社の先輩が所属しているオーケストラの
定期演奏会に招待していただき、
八幡のホールまで行ってきました。


半年に一度は演奏会を実施。
毎回素晴らしい音楽に魅了されます。


今日の演奏曲をご紹介。


サン・サーンス/歌劇「サムソンとデリラ」よりバッカナール


フィギュアの安藤美姫選手の
ショートプログラムにも使われていた曲ですね。
なんだかとてもエキゾチックな旋律で、
聴いているだけでワクワクしてしまいます。


バッカナールとはお酒の神様「バッカス」を祀るお祭こと。
宴が盛り上がるにつれて音楽も最高潮へ向かう、
ラストはもう、かっこよくてトリハダものです。



続いては


ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲第1番 作品77


恥ずかしながらこちらの曲は初めて聴きました。
ヴァイオリンソロの奏でる音が美しくて、
聴き惚れてしまいました。
ヴァイオリン弾けたら、素敵やなぁ・・・


最後は


ベートーヴェン交響曲第7番イ長調 作品92


カラヤンが指揮!



のだめカンタービレのテーマとしても使われたこの曲。
去年、大阪センチュリー交響楽団のコンサートでも聴きましたが
他のベートーヴェンの曲と比較しても、
聴いているだけでも気分が盛り上がります。


それもそのはず、この曲は彼が「恋」をしている時に
書いた曲なんだそうです。
恋愛モードだから出来上がった、
聴いているものの心まで晴れやかにする、そんな一曲なのでしょうか。

※ワインガルトナーは「他のいかなる曲よりも精神的疲労を生じさせる」と
 語っているそうですが・・・


いやぁ、本当に素晴らしい演奏会でした。
いつもご招待いただく先輩に感謝です。



ところで、オケの演奏を観ると、演奏者はもちろん、
指揮者にも目がいきます。
(題名の無い音楽会の「振ってみまSHOW」というコーナーも大好きです)


今日の指揮者は森口真司さんという方。
この方の指揮がまた素晴らしかった!
身体全体でタクトを振るようなパワーあふれる動き、
そして途中でタクトが手から飛んでいってしまう
アクシデントももろともしないハート。
オーケストラとの一体感が爽快でした。


あれだけの種類の楽器の音を聞き分け、
それぞれのスコアを暗譜、
演奏中はテンポを合わせ、何かあればすぐに軌道修正。
そして観るものを魅了するパフォーマンスも
こなされるとなれば本当にすごい仕事です。


ふと考えると自分も「ディレクター」的な仕事をしているワケですので、
(最近はちょっと変わったこともやってますが^^;)
例えばWEBサイトというひとつの作品が出来上がるまでは
オーケストラの指揮者のような役割をこなす必要があるんですよね。


仕様を考えて、スケジュール組んで、
制作が始まったらアサインされたメンバーの仕事状況を把握し、
問題があったら軌道修正して、時にはお客さんに謝って。
そして何よりも、メンバーと一体となって
楽しく仕事が出来なきゃいけませんしね。


う〜ん、まだまだです。
もっとしっかりタクトを振れるようにならなくては!
いつかは“マエストロ”を目指さなくちゃいけませんね。


それでは最後にもう一曲。
Blogのタイトルにしていますが、
私の大好きなエルガーの「威風堂々」を。
2年前に今日のオーケストラの演奏会でも聴かせていただきました。


Pomp and circumstance


この曲聴くと、気合い入るんです。