バリ島旅行記(2) ASHITABAのアタ製品とキンタマーニ高原


(1)の続きです。


バリではバティックや銀細工などの
伝統工芸のお店にもたくさん立ち寄りましたが、
そんな中でも一番気に入ったのが、「アタ(熱帯性植物のツル)」を
使った製品を作っているASHITABAというお店。


お店のすぐ裏では職人さんたちが製品を作っていて
その流れを説明してもらえました。


こちらの商品は100%アタ。

中には混ぜ物をしているところもあるそうです。



このツルを丁寧に編みこんでいくわけです。


手先が不器用な私にはムリです・・・


他社製品との違いを見せてもらいました。

実はここで説明を受けた時は
「わざとデキの悪い商品を並べて説明してるんやろ〜」
と疑ってかかったのですが、実際に他のお土産屋さんにいくと
編み目の粗い、形も悪いアタ製品だらけ・・・
思わず次の日もASHITABAに来てしまいました(笑)


職人さん達は黙々と編み続けていました。


編んだ後は天日干し

だいたい2週間くらいかけて、乾燥させます。
これによってアタが茶色っぽくなっていくようです。


最後に燻します。

ヤシの木屑を使って燻します。
光沢を付け、さらに耐久性が増し、防虫、防菌効果もあるそうです。


こうして職人の手によって作られた製品が
工場のすぐ前のショップで売られていました。


たくさんの種類があって、かなり悩みます。

日本の雑貨屋さんで買うと数千円以上するような商品が
驚きの価格で売ってました^^



そしてASHITABA(1回目)訪問後はバリ島の北部、
キンタマーニ高原というエリアまで行ってきました。


標高がかなり高い高原、しかも、雨が降ったすぐ後でしたので
クタやデンパサールと比べても涼しいところでした。


バトゥール山とバトゥール湖

雨上がりの高原は靄がかかり、
すごく幻想的な世界でした。


海のイメージが強かったバリ島で、
高原の良さも満喫することができました^^