いざ、鎌倉へ!

先週、ディズニーランドを楽しんだ次の日は、
鎌倉へ行ってきました〜!
小学校6年生の時に遠足で行った以来だから
実に20年ぶりの鎌倉!


とは言え、当時大仏の前で撮った集合写真を見ても
まったくどこで何を観たのかも思い出せない・・・
いけませんね、学ぶことは多いはずなのに。
ということで、“大人の修学旅行”を楽しむように、
春の鎌倉をぶらぶらとしたのでした。


まずは鎌倉駅から長谷まで行き、高徳院へ。
そうです、ここには鎌倉のシンボルが。


国宝 鎌倉大仏

おお、まさにここで記念写真を撮った!
とうっすら記憶がよみがえります。
この大仏様、資料が乏しくて誰が何のために造ったのかという
事情について、今ひとつ明らかではないらしいです。


それにしてもすごい人・・・
昨日のディズニーランドに匹敵する人の多さ。
移動するのもひと苦労です。


続いては江ノ電に乗って再び鎌倉へ戻り、
これまた定番の鶴岡八幡宮へ。


重要文化財 鶴岡八幡宮本宮と大銀杏


鶴岡八幡宮は、京都八幡の岩清水八幡宮を勧請して
できたものだそうです。
京都にも縁があったと思うと嬉しいですね。
ちなみに大銀杏は樹齢1000年とのこと。
へぇ〜、源頼朝も見ていた銀杏か。


そして、このあとはメインディッシュの
鎌倉五山」巡りへ〜!
とは言え、時間があまりなかったので、
第一位の建長寺と第二位の円覚寺に絞込み、
北鎌倉駅まで歩いて向いました。


鎌倉五山。京都で言うと南禅寺天龍寺と同じレベルですね。
大仏以上の人だかりは覚悟せにゃ!
と気合を入れて行きました!!


・・・しかし・・・
たどり着いた建長寺はガラガラ。
さっきまでのあの人の多さがウソのように人は少ないのです。。びっくり!
なんだか寂しいような、じっくり観られて得したような。。
複雑な気分で境内へ。


重要文化財 三門

安永4年(1775年)の建立。
見事な、迫力のある三門でした。
非公開ですが、上層には五百羅漢像が安置されているそうです。


重要文化財 仏殿と法堂

仏殿(手前)は正保4年(1647年)に芝の増上寺から移築されたそうです。
法堂は文化11年(1814年)の建立。
ともに風格が漂います。
総門から一直線上に配置された伽藍はまさに中国様式の禅寺。
京都のお寺も思い出しますね。


建長寺 庭園

夢窓疎石の作と言われているそうです。
天龍寺などのそれとは少し趣が違うような。
ちなみに方丈は京都の般舟三昧院から移築されたものだそうです。
京都からって!


国宝 梵鐘

建長7年(1255年)作の梵鐘です。
国宝の鐘ははじめてみました!



そして、次に目指したのは円覚寺
こちらもまた、人は多くありません、、なぜ?


少し階段を登って見えてくるのが


三門

天明5年(1785年)に再建されたものだそうです。
掲げられた「円覚興聖禅寺」の扁額は伏見上皇から賜れたもの。


こちらには国宝がふたつもありました。


国宝 舎利殿

神奈川県唯一の国宝建築物。
奥に見えるのが舎利殿ですが普段は非公開で、
これ以上中には入れません。


舎利殿のほうからは僧の唱えるお経が聞こえます。
修行されているのですね。


国宝 梵鐘

こちらは正安3年(1301年)の作。
お寺では“おおがね”と呼ぶだけあり、
とても迫力のある大きな鐘でした。


う〜ん、鎌倉の寺院。
世界遺産暫定リスト入りしているだけあって、
見ごたえは十分です。
本当ならもっと時間をとって、
二日間くらいかけてまわってみたいものですね。
またくるぞーー!鎌倉へ!



建長寺
神奈川県鎌倉市山ノ内8

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円覚寺
神奈川県鎌倉市山ノ内409

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