島根旅行(1) 出雲大社でパワー充電!


久々に、旅に行ってきました!
今年の行き先は島根。
ずっと行ってみたかった出雲大社松江城
そして石見銀山を巡ろう!というプランです。
今年は春の高千穂といい、日本神話の舞台巡りが多いです^^


出発は朝の4時30分。
10時までには出雲大社に着きたい!という計画でした。
23日早朝、ドライブ中はひどい雨・・・
確かに天気予報では島根は荒れ模様。
島根県に入ってもやみそうな気配も無く、
「雨の出雲も、風情があっていいか〜」と覚悟を決めると・・・
なんと出雲大社到着直前に雨がピタっと止み、お日さまが!
毎回ながら、私って晴れ男〜!と自画自賛


まずは正門の鳥居前で一礼。

朝早かったので人も少なめ。
ここからしばらくは松の参道を歩きます。
下鴨神社糺の森を歩くような、厳かな空気。
朝一番、雨上がりの冷たい空気が背筋をシャンとさせます。


そして銅の鳥居をくぐる前に姿を現したのが


大国主命オオクニヌシノミコト)と因幡の白兎

あまりにも有名な神話のワンシーンですね。
縁結びの神様としても有名な出雲大社は、
大国主命を祀っているのです。


大国主命が出雲で豊かな国を築き、治めていたところ、
天照大神アマテラスオオミカミ)が「そこは私の子孫が治めるので、国を譲りなさい」という提案に対し、
「それであれば、立派な神殿に私を祀って下さい」と願い出て
建てられたのがこの出雲大社、というわけです。
国譲りの神話ですね。


そしていざ境内へ。
まず見えるのは大きな御仮殿

実は現在、国宝の本殿は平成の大遷宮中で見ることができません。
大国主命はこの御仮殿にお引越しされています。
まさに仮住まい中なんですね。


出雲大社特有の「二礼・四拍手・一礼」で参拝。
しっかりお願いごとを伝えました^^


八足門から望む国宝・本殿

本殿は、約60万枚の檜皮をもって葺き替え中。
平成25年まではお預けですね。
願い事が叶ったら、お礼参りに必ずきます!


もうひとつ、出雲大社で有名なものと言えば注連縄。

楽殿の注連縄の長さはなんと13m!
超特大です。
ちなみに、出雲大社の注連縄は、一般のそれとは逆向きに
神社に向かって「左が本、右が末」に張られています。
この理由は諸説あるようですが、また改めていろいろ調べてみます。


ところで、10月のことを「神無月」と言いますよね。
これってその名の通り“神様がいない月”なんですが、
日本中の八百万の神様たちは、10月になるとここ、出雲に集まって
主に縁結びの相談をされるそうです。
だから、ここ出雲では10月のことを「神在月」と呼ぶんですって。


で、10月に神々が泊まられるのが「十九社」

こちらは国の重要文化財に指定されています。


その隣にある「氏社」も重要文化財です

本当はこの奥に素戔鳴尊スサノオノミコト)が祀られている素鵞社があり、
ぜひ見てみたかったのですが、こちらも遷宮で入れませんでした。


ちなみに昔から出雲大社の本殿は平安の昔は高さが48mもあった!
という話が伝えられていました。
しかし「さすがにその時代にそんな建物は建てられへんやろ〜」と、
まさに神話扱いされていたのですが、
平成12年に、その高さの実在が証明される柱が出土し、
日本一の高さを誇る建築物だったことが真実味を増してきました。


こんな建物だったそうです。

そりゃ自分のためにこんな建物作ってもらえたら国も譲るわ!


いやぁ、出雲大社、とても素敵な場所でした。
やっぱり事前に神話の勉強をしていたので
感動も倍!でしたね。
気づけば3時間も境内にいました^^;


松江に移動する前に、名物の出雲蕎麦をいただきました。

鳥居前の田中屋にて。

出雲大社
http://www.izumooyashiro.or.jp/
島根県出雲市大社町杵築東195
0853-53-3100


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