三井寺の国宝・光浄院客殿特別公開


どうもブログを書く頻度がかなり落ちてしまってます・・
いけませんね。ネタがないワケじゃないのに。


今日は一年ぶりの三井寺へ。
この二日間に限り、普段は中に入ることのできない
三井寺の国宝建築物のひとつ、光浄院客殿が
特別公開されているとのことで行ってきました。


国宝・光浄院客殿


光浄院は、三井寺山内塔頭のひとつですが、
山内で最も格式が高いそうです。


客殿は慶長6年(1601)の建立で、桃山時代の粋を集めたものです。
いわゆる書院造で、奥の間には違い棚や帳台構を設けてあります。
写真をご覧の通り、唐破風の存在から、寝殿造の要素も残されていて、
書院造が主流になるその過渡期に作られたことがわかります。


内部には狩野派の絵師、狩野山楽による障壁画があり、
こちらは美術品として重要文化財に指定されています。
襖絵もたくさんありましたが、
だいぶ剥げてしまっていて、残念でした・・・

客殿の南側には庭園もあり、見ごたえのある国宝建築物でした。
本当はもうひとつの国宝、勧学院客殿も観たかったですが、
この公開は先週に終わってしまいました・・・


三井寺と言えば、ちょうど一年前に茅葺きをしていた釈迦堂ですが
見事に完成していました!


重要文化財 釈迦堂


名建築揃いですね、三井寺
おっと、もちろんこちらも忘れてはいけません。


国宝 金堂

金堂の中の静かな空気が大好きです。
紅葉には少し早かったですが、私の大好きな三井寺
またきます!



■光浄院

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